YAIZUスタディツアーの実例報告会に登壇しました

1月26日~27日にて株式会社吉村の橋本さん主催の『YAIZUスタディツアー』が開催されました。

この取り組みの目的は、大きく2つ。
・焼津市の街づくりや企業の取組を市外企業の方に知っていただき、事業に活かしていただくため
・これから大切になる「自社事業×地域貢献」について学び対話することで、学びを深めるため

2日間かけて吉村さんの工場・会社見学にはじまり焼津の企業や、若者が活躍する市内のスポットをめぐる焼津のいまが、ぎゅっと詰まったツアー。
焼津はここ数年で多くの動きが見られますが、私たち山福水産にとっては「焼津PORTERS」の開業は大きなものでした。
まだまだ未完成ですが焼津の新たなビジネス拠点・つながりが生まれる場所となりつつある場所で今回2日間のツアー終着点にもなっています。

2日間のツアーを締めくくるべく、焼津PORTERSにて「自社事業×地域貢献」をテーマとした交流会が行われました。
まずは市内企業による事例報告から始まり、弊社代表の見崎も既存の水産加工業に加え昨年4月に立ち上げたアグリ事業部の始まりとこれからについて報告しました。


弊社のほかに、焼津駅北の廃ホテルをタテナオシ中のRenovateJapanさん、AIを活用した焼津魚市場での魚体選別システム実証中のイシダテックさんが登壇。
3社に共通しているのは、「困っている人を助けたい、自分たちの身近にある問題を解決したい」がきっかけで事業を始め、地域貢献が目的にないことでした。
以前、主催の橋本さんと見崎がミーティング中に「地域貢献はやりたいと思ってできることではないよね、自分がやりたいことをやっていたらそれが結果そうなったってパターンが多いかな。全然意識せずにやっていたんだけどね。地域貢献を目的にしてしまうと継続が難しくなっていく。」そんな会話を思い出し、今回を通して改めて地域貢献の本質のようなものを考えさせられました。

続いてツアーに参加したみなさまと地域貢献についてグループディスカッションを行いました。
最近はこのような交流会や情報交換の機会が多く、自社について知ってもらう機会はもちろん、社内のアップデート、地域・自治体との連携などいかに企業として横のつながりが重要であるかを感じました。
橋本さん、今回はこのような取り組みに参加できる機会をありがとうございました!