真空パックされたタタキ製品は、塩化カルシウム槽の中で30分かけて再凍結されます。その後、自動計量機へと流れていき、製品規格に合わせ計量・梱包されていきます。
実はここ、数年前までは全て手計で行っていました。すると、どうしても男節・女節やサイズにバラつきが出てきてしまい、計量に手間取ったり能率が下がってしまうこともありました。さらに製品の解凍は常に進みますから、アシのはやいかつおの品質に影響を及ぼしてしまう心配もありました。
そこで自動計量機を導入したことで、均等に効率よく計量できるようになり作業能率を上げることに成功!
※詳しくは動画でチェック!
ベテランから若手まで女性社員が活躍している、タタキ計量・梱包チームのみるチカラ。
自動計量機が導入されても、もちろん一本一本手に取り作業をしているので、見逃せない職人のコツやこだわりがあります!
趣味は映画とイケメン俳優を眺めることの智恵さん、休日は芸術鑑賞という感性豊かな郁乃さん、ルクレMYFCの現役ゴールキーパー!だけどプライベートは意外と?インドアにアニメやお料理好きな実歩さん、個性豊かな3人にインタビューしてみました。
初めて作業をする前後でイメージの変化はありましたか?
―智恵さん:自動計量機をやったとき。機械で計量するとはいえ、数量を合わせることが意外と難しかったです。
―郁乃さん:流れてくる製品の量が多く大変そうに見えましたが、こなしていくうちに‟案外いけるかも!”と思いました。
―実歩さん:箱詰め作業ですが、もっと単純で簡単な作業だと思っていました。でも、作業スピード、正確さの両方を意識することが必要だと感じました。
担当している作業へのこだわりや工夫を教えてください
―智恵さん:(箱詰め作業にて)スチロール箱の蓋を閉めやすいように、製品をきれいに箱に収めること。
―郁乃さん:自動計量機に並べる本数を安定させること。男・女節を均等に入れ、どちらかに偏らないようにする。製品を溜めずになるべく一人でやりきる!
―実歩さん:自動計量機から流れてくる製品を箱詰めする作業をしています。異動してきたばかりで、とにかくピンホール(真空パックに小さな穴が開いてフィルム内に空気が入ってしまった製品)を見逃さないよう、検品もしながらなので、今は基本を学ぶことに精一杯です。
入社9年目の郁乃さんは集中力が高く、日ごろから黙々と仕事をこなし、一人でやりきる!というストイックな性格がよく合っているようです。最近では品質管理の助手としても勉強を始めています。
では、大変だと思うことはありますか?
―智恵さん:今、計量場のリーダーを担当していますが、機械が止まってしまったときの対応や、加工の切り替えをいかにスムーズにできるか。そのために常に全体を見て動けるよう努力しています。
―郁乃さん:男・女節が常に均等に流れてくるわけではないので、後のことを考えながらやること。時々、加工中の製品以外のサンプルなども流れてくるので仕分けたり、それと同時にピンホールがないかの検品もすることです。
―実歩さん:ピンホールを確認しながらの箱詰めすること。さらに、サイズが小さい製品は本数も多いので特にスピードを上げなければいけない。
昨年から女性初の計量チームのリーダーとなった、社歴10年目の智恵さん。いつでも冷静にものごとを見ているので、頼れる存在です。
どんな時にやりがいや、達成感を感じますか?
―智恵さん、大井さん:加工が予定時間より早く終わったとき!!
―実歩さん:きれいに箱に詰めることができたとき、嬉しくなります。
「加工がスムーズに進み、早く終わった時!」即答で答えてくれました^^確かに、チームワークの良さを改めて感じるところですね!
最後に、山福のかつお製品を食べてくれている皆さんへのメッセージをお願いします。
―智恵さん:いつもありがとうございます!
―郁乃さん:いつもありがとうございます!これからもたくさん食べていただけたら嬉しいです!
―実歩さん:炭火焼のかつおタタキはびっくりするほどおいしいです。これからも、おいしいかつお製品をお届けできるよう、頑張ります!
同じ女性として、こうして活躍している人たちをみるのはとても嬉しいです!平均年齢も27歳とフレッシュで笑顔の絶えないタタキ計量チーム。それぞれ自分なりのやりがいを見つけ、自身でモチベーションを上げて仕事に臨んでいるところが魅力てきだと感じました。
これからも皆さんの食卓においしいかつおたたきをお届けします!
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