地域で働くってどんな感じ?焼津発!みらジョブで中学・高校生が職場体験で鰹職人に!

2026.01.08
地域の企業と未来を担う子どもたちをつなぐ仕事体験イベント『みらジョブ』が開催されました。焼津市内約19社が参加した本イベントは合同企業説明会『みらジョブFES』をはじめ、生徒たちはもちろん企業にとっても気付きを得る有意義なものとなりました。

焼津市で民営の図書館、公民館を運営する一般社団法人トリナスさん主催の『みらジョブ』に参加しました。
このイベントは、焼津を主に志太地区の中高生を対象とした職場体験プログラムです。
私たちの中学時代には課外学習で職場体験の機会がありましたが、コロナ以降そのようなプログラムもなくなってしまったそう。

焼津市でも業種問わず人材不足や、そもそも若者世代の多くが市外への転出による人口の減少などの問題があります。そこで、中高生を対象に、“地域で働く”“地域の産業”を体験して知ってもらい地元定着や教育を目的としてイベントが発足。

■イベント第1弾【みらジョブFES】

プログラムの1か月前には合同企業説明会『みらジョブFES』も開催。企業約19社、生徒数約127名が参加し地域の企業で働く人と生徒たちが仕事体験に向けて交流しました。
事前に仕事のポートフォリオを作成いただき、取材を受けた製造一課の横馬課長は「自分の経歴や会社を選んだきっかけ、山福で働くことの楽しさを知ってもらえたら嬉しい」とイベントに期待。

トリナス鈴木さん(右)とインタビューを受ける横馬課長(左)

私たち企業はブースに訪れた生徒さんに事業内容だけでなく山福水産で働くこと、どうしてこの会社を選んだのかを一方的に伝えるのではなく、生徒一人ひとりとの“対話”を大切に交流しました。

冗談を交えたり工夫しながら話す横馬課長

総勢19社による、まさに“FES”!

この日だけでなんと40人近くの生徒さんとお話しでき、「将来は船に乗りたいという目標があるけど、水産加工もいいなと感じました」、「米粉をつかったパン屋さんになりたいからモノづくりの会社に体験に行きたい」などと明確な目標を持ち、自分の意見をきちんと伝えられる生徒さんが多かったのが印象的でした。これからを担う子たちの話をじっくり聞けてとても貴重な機会でした。

お昼ご飯も一緒に食べながらプライベートな会話もでき、たのしい時間でした!

 

■安全に体験してもらうための準備も入念に!

山福水産では職場体験の受け入れは初めての試み。社内でみらジョブチームを結成し、どんな仕事をしてもらえるか、簡単な作業だと本来の目的である仕事を知ることとずれてしまうのではないか、工場内にはどんな危険があるか、厳しい衛生管理もある中、みんなでアイデアを出し合い山福水産みらジョブプログラムが完成しました!

みんなで考えたプログラム

■イベント第2弾【みらジョブ本番】!

今回体験に来てくれたのは、高校生3名、中学生1名の計4名。
会社説明をして、マイナス60℃の超低温冷凍庫入室体験でカチコチになったタオルにハイテンション!見てるこちらも楽しくなりました。

マイナス60℃冷凍庫体験!わずか1分足らずでタオルがカチコチ

いよいよ製造2課のタタキラインとスライスラインに入って仕事体験へ。
先輩職人の説明をよく聞き、先ほどまでのにぎやかな雰囲気から、きちんと切り替え真剣に作業に取り組んでくれ、ちゃんと学びに来てくれたことが伺えました。

作業着チェック中

仕事を始めると、みなさんすぐに理解してコツを掴んで手際よくあっという間に体験時間の終了です。
途中指導係の職人に聞くと「覚えたことは進んでやってくれたり、生徒さん同士で教え合ったりすごいですよ!」と嬉しい反応が。

作業について質問するKくん

かつおたたきを真空パックに

真空機に並べる作業にもコツがあるようです

真空後のタタキ製品の仕分け作業

■自分たちがつくった商品を食べながら交流会

終了後には自分たちがつくった商品で職人たちとランチしながら、体験の感想や働くことだけでなく、髪の色とかルールってあるんですか?!と女子高生らしい質問も。職人たちからは、休日はどんなことしているのか、学校生活はどうか?将来やってみたいことなど、想像以上の盛り上がりでたのしいひと時となりました。

おまちかね♪自分で作った製品でお昼ごはん

職人たちとたのしくおしゃべり

改めてトリナスさんのアンケートにて、生徒たちからは下記のような感想をもらえました。

・機械をたくさん使っていて驚いた。実際に体験してみて、イメージと少し違ったがやりがいがあった。人間関係が悪いと仕事がやりづらいから、体験前と大切にしたいことが変わった。やりがいも大切だと気づいた。
・今まではお金が大切だと思っていたけど、実際に体験したり、ランチ会で話をしているとき職場の人間関係がよくてびっくりしたし、やっぱ職場の雰囲気は大切だなと思った。
・みんな一生懸命仕事をしていてすごいと思った。体験前は学びを意識してきましたが、体験するとやりがいや好きなことが私にとって大事で、仕事を続けられると思った。
・丁寧に教えてくれてすぐ理解できた。想像していたよりも忙しい作業が多いなと感じました。みんな話しやすくてたのしかったです。

山福水産での体験を通して、仕事をするうえで自分にとって何が大切か気づくきっかけになり、私たちとしても人間関係の大切さを改めて認識。インタビューで横馬課長が「山福水産はおしゃべり好きが多いと思う!」がなるほどな~と思った瞬間でした。

 

■社内アンケートでは「やってよかった!」が大半に

1.今回プログラムに関わってどうでしたか?
5段階中平均…4.25pt(とても良かった:5)

  • 生徒さん達が楽しみながら仕事を経験してくれたようで、嬉しく思いました。
  • 少しバタバタして生徒さんとコミュニケーションがとれなかった
  • 覚えるのも早いし対応もしっかりできていて明るくいい子達でした
  • 時間があればもっとしっかりスライスの流れをみんなに体験してほしかったです
  • 若い人たちと話しができたことです。

2.自分にとってプラスになった取り組みでしたか?
なった…100%

  • 生徒さん達とのお話しを通して、就職先として山福を選んで貰えるように、より良い会社にしていけたらなぁ、と感じたので、自分にとってもプラスになる1日でした。
  • 無知の生徒さんに対しての接し方
  • プログラムを通して最初は楽しく作業してくれればいいなくらいでしたが、実際一から教えていた時子供達のお陰でもありますが、もっとしっかり教えたいもっと知ってほしい気持ちになり、仕事にほこりが持てた気がしました。
  • 子供達の興味深い姿勢にありがたさを感じ、たくさんの自信を持たせてもらった気がしました。
  • 若い人達の意見を聞けたことです。

3.次回このようなイベントがあったらやってみたいこと

  • 焼きたてを試食してほしい
  • 今回は全員にスライスの流れを体験してもらう事が出来なかったので次回はひとりひとりに最初から最後までしっかり体験してもらいたい

参加した生徒だけでなく、社員自身の意識向上や教えることの楽しさなどたくさんの気づきを得たイベントでした。
すぐに採用などに芽が出るのは難しく、今は種まきとして将来に向けて長期的に継続しじっくり採用の地盤づくりをしていけたらと思います。

地域の企業に勤めると、地域出身者だからこそ活躍できることや、場所ってたくさんあるんですよ~♪

みんなでまぐろと記念写真

 ■みらジョブ公式Webサイト

■一般社団法人トリナスWebサイト

 

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