タイトルの通り「焼津チャリ回遊」ということであれば、焼津市内の名所旧跡有名店等々を自転車で巡りながら紹介していくのが筋として正しいのでしょうが、ワタクシどちらかというと「焼津発あっちこっち」的なライドスタイルなのですね。しかもこのコロナ禍というご時世にあって、出来るだけ人や車の少なそうな場所や広くて密にならなそうな場所ばかり選んで走っていたので、正直言って市内ネタになりそうなものがございません。
と、いうことで終わり!とは出来ませんので「焼津発あっちこっち」な内容で何回か書かせて頂きます。
今回はこちら。
焼津市内から大崩海岸を抜けて静岡市の用宗から丸子、そこから宇津谷の峠を超えて岡部から戻ってくるおおよそ30kmのルートですね。
スタートの大崩海岸は緩めの坂、2km弱で下りに入るので比較的クリアし易いですが、道幅が狭くセンターラインにポールが立っている区間もあるので自転車に慣れていない方は少々怖いかもしれません。ただ、下った先にある名物「海上大橋」からの景色は車中で見るのとは違ったものであることは間違いないです。
両サイドが海で正面に富士山、という贅沢な景色を味わいたくてこのルートを使うことが多いですね。
そのまま用宗の海岸線を用宗港まで進んだら、東海道線の踏切を渡って丸子川に沿って上流へと進んで行きましょう。
川沿いには自転車歩行者専用道路が整備されているので、お散歩されてる方やランニングの方、ママチャリの方に挨拶しながら走って下さい。格好つけてベル鳴らして追い抜いていく輩もおりますが、世知辛い今の時世だからこそ通過する場所の方々に不快な思いをさせないようにすることも大事だと思います。
右手に茅葺き屋根の「丁子屋」さんが見えたら左折して国道1号線BPの裏道を進みます。時間があれば反対車線の方にある「大鈩不動尊」も幽玄な雰囲気があって好きな場所です。
裏道から途中で国道1号線BPに入って側道を宇津谷トンネル方面に向かって行きますが、それなりの車数がそれなりのスピードで脇を通って行きますのでそれなりに注意して行って下さい。
トンネル手前にある道の駅を左折して立体交差を渡ります。道の駅で一服するもよし、そのまま進むもよし。お好きになさって下さい。
宇津谷の集落を左手にみながら緩い坂を少しだけ登ると「大正トンネル」と呼ばれるトンネルがあります。鬱蒼とした木々に囲まれていてトンネル内は真っ暗です。炎天下の夏場でもここの周囲は日陰になっていて涼しいのですが、学生の頃は肝試しスポットでしたのでそおゆうことですね。
途中にあった集落の方に進んでいくと「明治トンネル」↓ があります。こちらの方が有名な心◯スポットでしたが、近年改装されてキレイになってしまいそんな雰囲気はなくなりました。
現在は蔦の細道と並んでメジャーなハイキングコースとなっています。蔦の細道も古道なので雰囲気のある良い道ですよ。ちょっと急な岩場もありますが。。。 取り憑かれることもなく無事にトンネルを抜けたら岡部の町まで爽快ダウンヒルです。道幅もあり斜度もキツくないので程よいスピードで気持ちよく下れます。
岡部の役場まで旧東海道を走ったら朝比奈川沿いを下ってもよし、高草山方向に向かってもよし、ここからでもルートは多岐に渡ります。
今回ご紹介したルートはのんびり走っても2時間くらいでしょうか、健脚の方なら1時間のお散歩ルートです。
次回も焼津発着のコースに行きましょう。
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