自転車に乗って散歩のようにのんびりゆっくりと走ることをポタリングと言います。
週末の日中にロードバイクで部活のように走ることも、それなりのペースで遠くまでサイクリングすることも楽しいですが、このポタリングもなかなかどうして楽しいのですね。
決まったルートではなく、思いつくままに目的地まで行って帰ってくる。それも夜。
昼間であれば見慣れた道や場所であっても夜になると雰囲気が変わります。それを楽しむのもまた一興かなと。
ただ、ここは田舎の港町。
さてどうやって楽しもうかと考えながらプラプラ走っていると、こんな景色が。↓
なるほど。
田子の橋から入ったところ。
ライトアップとは言えないけど川沿いの街灯がそこそこ雰囲気を出してくれてますね。
もう少し進んだ丸川さんの近くに公園があるので、そこはどうだろうと行ってみると。
こんな感じ。
周囲も静かで、暗闇に鎮座するタコの滑り台と街灯の下で色が際立っている遊具のコントラストがいい感じでした。
さてこうなると、あそこはどうだろう、とペダルを回したくなるんですね。
このまま直進して小川港方面へ。
船溜りを通り過ぎ、薄暗い路地を抜けて着いたのが「石津浜公園」です。
後輩曰く「焼津で最も平和を感じられる場所」だそうですが、
昼間はゆったりとした空気が流れており、芝生が綺麗に手入れされていてその向こうに海が見えてその向こうに富士山が見えるすごく過ごしやすい公園です。
夜も平和な感じでしょうか。
まあまあまあ、流石に街灯は少なくて暗いのは仕方ないですね。
ただ、そのおかげで暗い海の向こうにに焼津市内の明かりと遠目に静岡市の明かりがよく見えます。
目の前の浜にはヘッドライトを付けた釣り人が等間隔に並んでいました。
近くのベンチ付近でアップビートな曲を流しながらリフティングをやっているブラジルの子がいたり、懐中電灯片手に散歩している人がいたり、昼間とは違うゆったりした空気感がありました。
「平和」でした。
コーヒー飲みながらボーッとしたい場所No,1の座は揺るがないようです。
この日はここでUターン。
同じ道を戻るのもつまらないので、少し寄り道しようと次は「石津西公園」へ。
すっかり夜の公園巡りになってしまいましたが、これはこれで新鮮な感じがして楽しくなっていました。
住宅地を抜けていくと聞こえてくるTVの音、笑い声や夕飯の匂い、これら人の営みを感じるとなんとなく心がほんわりとしてくるのです。
なんかいいなあと思っているうちに目的地に到着。
ここは比較的新しく出来た公園なので遊具も綺麗で日中はけっこう子供達で賑わっております。
この日は出入り口付近に中学生と思われる男の子たちがダベっているだけだったので、撮影ポイントを探しながらゆっくりと散策できました。
まあ街中の大きな公園らしく、雰囲気はありますが落ち着く感じでは無かったかな。
じゃあ市内でも老舗になる「小川公園」はどうだろうと向かってみましたが、残念ながら良い撮影ポイントがなくノーフォトです。
ここ、昼間はいいんですよ。小学生の頃、チャリで遠出っていうとこの公園でしたから。
少しがっかりしながら最後に「竪小路公園」に行きました。
数年前、この公園は悪い連中の溜まり場になってるから夜は危ないと噂されていましたので、ドキドキしながら入りましたが誰もおらず。
この公園は全体がタイルで立体迷路のように作っていて面白いんですが、夜は街灯の明かりを木が遮って影が強く足元が少し分かりづらくなっていて注意が必要ですね。
先ほどの公園では写真を撮らなかったので、どこかないかと探して撮ったのがこれ。↓
はい、まだまだ勉強不足ですね。精進します。
てことで帰宅しましたが、走ったのは大体10kmくらいでしょうか。1時間半でかなりノンビリさせてもらいました。
歩きだとこの距離は疲れちゃうでしょうが、チャリだと全然楽勝ですわ。
今の季節、湿気もなくて過ごしやすい気温になってきているのでアルコール摂取をしない日はこんな時間の使い方も良いかもしれません。
今度は駅から北側を散策してみようかな、と。
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