7月に入り、本格的に夏がやってきました。
暑さやクーラーの効きすぎが原因でいつもより疲れが溜まっていませんか?
以前紹介したようにかつおには疲労回復にぴったり、ビタミンB群が豊富に含まれています。
そして血合部分を中心に、タウリンも豊富に含まれています。
タウリンは栄養ドリンクにも含まれているのをよく目にすると思います。
今回はタウリンに注目し、かつおが疲労回復にぴったりな食材であることを紹介したいと思います。
まず、タウリンとはなにかをお教えします。
タウリンとは
タウリンとは、たんぱく質を合成するアミノ酸の一種です。
人間の体の多くの場所にある成分で、心臓、肝臓などの組織や、胆汁、血しょう(血液に含まれる液体成分)、母乳などの体液にも含まれています。
体内で生成される成分ではありますが必要な量には満たないため、食品からの摂取も必要な栄養です。
必要以上のタウリンは、体に害はありません。水溶性である為尿として体外に排出されます。
タウリンの効果は以下のようなものがあります。
☆肝臓の解毒能力を強化する。
☆アルコールによる肝臓障害の予防効果がある。
☆血液中のコレステロールを減少させる。
☆強心作用がある。
☆不整脈を改善する。
☆血圧を正常にする働きがある。
☆インスリンの分泌を促進し、糖尿病の予防に効果がある。
動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防にも注目されています。
中でも1番有名な効果は肝機能回復ではないでしょうか?
肝臓の機能を回復強化することが、間接的に疲労回復へつながるとされています。
肝臓は「解毒」「代謝」「神経伝達物質」に影響する組織です。
肝臓の機能が改善するあるいは向上するということは、肝機能の低下によって起こる日常的な倦怠感、頭がどんよりする、不眠などの疲労症状は回復に向かうことが期待できます。
肝機能を向上させることができると、疲れにくい体にできるということになります。
そして、アルコールによる肝機能低下にも効き目があるので、晩酌のおつまみには是非かつおを取り入れていただきたいです。
おすすめの食べ方
タウリンはセサミンと一種に摂取することで効果が上がります。
セサミンとはごまに多く含まれる成分です。
セサミンにも肝機能回復に効果があり、その他にもアンチエイジングの効果があるとして有名です。
ゴマとかつおを食べるレシピを以前紹介しました。
ごまかつおです。
タレに漬け込むだけで簡単に作れるレシピです。
タウリンを目的に摂取するなら血合付きのお刺身でお試しください!
ごまは固い皮で覆われており、そのままでは十分に栄養が吸収されにくい状態です。
そのためこのレシピのようにすりごまにしたり、ねりごまを使うのが上手なセサミンの摂取方法です。
市販のすりごまを使うのもお手軽で十分美味しく作れますが、炒りたてすりたてのごまが香ばしくより美味しくできるのでおすすめです。
詳しいレシピはこちらから!
これからの季節暑くなり、疲労感や倦怠感におそわれることがあると思います。
そして何よりお酒が美味しい季節です。
肝臓が悲鳴をあげる前にかつおでタウリンを摂取して元気に夏を、これからを乗り越えましょう!
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