必須アミノ酸とかつお 集中力アップ! フェニルアラニン編

2020.10.08
必須アミノ酸とかつお第7弾フェニルアラニン編です。集中力を高め抗うつ効果も⁉︎

コロナウイルスの世界的流行が話題の大半を占めた2020年も残り3ヶ月となりました。
緊急事態宣言の影響で休校の期間が長かった学生さんは、これから勉強に忙しくなるのではないでしょうか。

今回ご紹介する必須アミノ酸はフェニルアラニンです。

フェニルアラニンはダイエット甘味料の原料にもなっています。
人工甘味料であるアステルパームは、フェニルアラニンやアスパラギン酸を原料として生成されています。
砂糖や麦芽糖にこれらの原料を加えたものが、顆粒状やシロップ状で商品化されているほか、清涼飲料水や菓子類、加工食品、ビタミン剤、医薬品などに添加されています。

そんなフェニルアラニンは必須アミノ酸のひとつで、脳と神経細胞間の信号を伝達する役割を持つ神経伝達物質として働き集中力アップにつながるとされています。

肉類や魚介類、卵や乳製品などの様々な食品中のたんぱく質中に含まれています。
もちろんかつおにも含まれており、取れる時期にもよりますがかつお100gあたり900mg程度のフェニルアラニンが含まれています。

フェニルアラニンは一般的には安全な物質とされ、摂り過ぎても問題ないと考えられており、過剰摂取の危険度は低いとされています。

そのため、積極的に摂るべき栄養素ということです。

カシューナッツには1000mg落花生には1500gとさらに多くのフェニルアラニンが含まれていますが、こちらはたくさん摂取するのには向きません。

 

さらにフェニルアラニンの適量摂取はリウマチや腰痛・片頭痛などの慢性的な痛みを軽減させます。

腰痛や偏頭痛でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
フェニルアラニンの摂取で慢性的な痛みを軽減させ、日々の生活の質が上がること間違いなし!

そしてかなり朝晩冷え込みはじめましたが、これからはうつにも気をつけなければなりません。

季節の変化が原因となる季節性うつ病のひとつで『冬季うつ』があります。
日照時間が関係していると言われており、秋から冬に症状があらわれ春先になると自然に回復していきます。
成人前後から徐々に発症し、男性よりも女性に多くみられます。
一度発症すると毎年繰り返すことが多いため、原因と特徴をよく理解して対処することが重要です。

フェニルアラニンには抗うつ効果も期待できるので、これから是非摂って頂きたい栄養素です。

かつおにはフェニルアラニンの他にもトリプトファンや、ビタミンB群DHAなどうつ病に良いとされる栄養素が含まれています。

 

 

かつおを食べて2020年を心身共に健康に締めくくりましょう!

 

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