冷凍かつお職人へのプロセス「ミーティング」

2020.07.16
冷凍かつお職人は日々の作業だけなく、職人になるために様々なプロセスを踏んでいます。

職人というと「みるチカラ」シリーズでもお伝えしているよう、個人が日々黙々と作業に打ち込むイメージがありますよね。


個人の日々の積み重ねももちろん大切ですが、一つのラインとしてのチームワークがより良い製品を作る上でとても大切となります。
それでは、チームワークを育み、立派な冷凍かつお職人になるためには加工の他に、一体どのようなことをしているのでしょうか。

部門ごとのミーティング

その一つが、職人同士のコミュニケーションの活性化も目的としたミーティング。目標達成シートを作り「チームワークの向上」を最終的な共通目標とし、達成するための課題をクリアしていくためにはどうするか?をテーマにしています。先日行われたロイン加工部での様子を少しお伝えします。

ロインは加工場が始まり、一番歴史のある加工部門。加工技術やこだわりは代々受け継がれ、そして現在では衛生管理基準を厳しく定め、さらに力を入れ日々加工を行っています。
普段工場内では黙々と作業に集中しているため、ひとつのラインとしてチームワークの意識はさほど強くないのが現状です。それを解消するためにも、ミーティングを通しての職人同士のコミュニケーションが欠かせません。

まず一つ目の目標は、作業に対して「無駄・ムラをなくす」。1ヶ月の期間を設け、どのように改善していくか、ひとりひとりの課題と進捗状況をチームメンバーで共有・評価します。
1ヶ月後に達成したら、また新たな目標を掲げ、上図のように1か月ごとにできることが積み重なっていきます。
作業内容は違っても全員が同じ目標に向かっていくことで自然なチームワークの形成、良い製品づくりへとつながっていくのです。

ランチミーティング

また、社内全体として希望者を募りコミュニケーション向上のために「ランチミーティング」も月に一度行われています。
ここでは、職人たちが加工した冷凍かつおを使った料理を食べ、リラックスできる雰囲気で発言のしやすさを重視しています。

今回のテーマは「一人に一つ。社内の名もなき仕事への役割分担」。
みんなで使う職場だから、それぞれが意識を持ち、気持ちよい職場の環境の維持管理を目指します。後日、社員のみなさんからどのような役割があるのか、出た案をもとに役割を決めていきます。

今回振る舞われた料理は、かつおタタキをミンチにした「かつおメンチカツバーガー」です♪ボリューミーなのにお肉よりもヘルシーで栄養もたくさん、大満足の一品でした!
レシピはこちらからご覧いただけます^^

今年からスタートした各ミーティング、互いを受け入れ意思を共有し、よりよい製品・働きやすい職場づくりを目指していきます。

 

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