みなさんは、かつおが栄養の宝庫であることはご存知ですか?
かつおが苦手だという方も多いと思います。しかし、私たち人間には欠かせない栄養がたくさん含まれているのです。
かつおにどのような栄養があり、私たちの体に作用するのか、栄養士資格保持者の原田が少しずつお伝えしていきます。つたない部分もあるかと思いますが、かつおの良さを皆さんに知っていただき、普段の食事に手軽に取り入れられるお手伝いができれば幸いです。
最近、貧血気味。。。と悩む女性が多くみられます。そんな悩みを”おいしく”解決する方法をお伝えします。
みなさんは貧血をなんとかしたい!と思ったときに何を食べますか?
ぱっと思い浮かぶもので、鉄分が豊富な代表格レバー、また野菜ならほうれん草やチンゲン菜などが浮かびますよね。だだ、レバーは苦手な方が多いことや普段の食事に取り入れにくく、調理にも手間取ります。
そこで!かつおなんていかがでしょうか。かつおと鉄分って、あまりイメージが結び付かないと思いますが、実はかつおの鰹の血合い部分には鉄分がたくさん含まれているんです。しかも、かつおはお刺身やタタキとして手軽に食べられます♪
戻り鰹と同じ時期に旬を迎えるチンゲン菜も鉄分を含む食材の1つですが、植物性の食品に含まれる鉄は非ヘム鉄といい、吸収率は2~5%。動物性の食品に含まれるヘム鉄は、吸収率15~20%。吸収率に3~10倍もの差があるのです。
上のグラフをご覧ください。100gのチンゲン菜には1.1mg、同量の鰹には1.9mg程の鉄分が含まれています。含有量自体の差は0.8mgの差しかありませんが、吸収される量を考えるとチンゲン菜は300g以上食べないと、鰹と同量の鉄分を体内に吸収させることが出来ないのです。
このようにお手軽さ、食べやすさ、そして体への吸収率、どれをとっても貧血の強い味方のかつお。
以上、貧血気味かな?と思ったときの食事にぜひかつおをオススメしたい理由でした。
次回はかつおの貧血解消レシピをご紹介します♪
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