新船『第三十八常磐丸』が竣工しました!その迫力に驚き!Vol.2

2019.12.13
お待たせしました!「第三十八常磐丸」潜入記録、第2弾です。驚きの内部をご紹介!

 

こんにちは!

冷凍旋網大型漁船『第三十八常磐丸』前号Vol.1では外側から機関室までの紹介をしました。
続きましてVol.2では、内部をご紹介します。

まずはエンジンルームです。甲板を1階とするとここは地下二階にあたります。
入った瞬間、声がかき消されるほど物凄いエンジンの音。会話するのも一苦労でした。
(※記事の最後に動画がありますのでぜひご覧ください。ガタガタですが。。。)

ヤンマー製の巨大エンジン!

部屋全体に船の中とは思えないほどの巨大なエンジンや発電機、冷凍機がぎっしり。
船本体で約760トンもあり、そこに漁獲した大量の鰹たちが最大約700トンも収容されている冷凍庫が併設されているのですから納得ですね。エンジンは私たちもおなじみ、ヤンマー製でした。船でも活躍です!

そして天井や壁にはかなり複雑にパイプが張り巡らされていました。

現代アートのよう。。。

そしてこちらは漁獲された鰹を倉に入れるための滑り台と、倉の入り口。
倉は11個に分かれており、各約60トンもの収容量があるそうです。
満タンになると約700トン近くなります。鰹が700トン、想像できますか?
2.5㎏以上の鰹で約280,000尾。カツオのたたきにするとなんと約1,500,000人前です!
焼津市の人口を軽く超えますね!

鰹の滑り台。この先にまた滑り台をつなぎます。

そして、こちらの倉に入り、ブライン液により鮮度を保ったまま急速凍結されていきます。

倉の入り口

両サイドにかめの入り口が7個ずつ計14個設置されています

市場に出ている鰹の約70%を占めている旋網漁法。
漁獲の仕組み、船の内部は初めて知ることが大半ですべてが驚きでした!
迫力に圧倒されながらもとても貴重な体験となりました。

次号は最終回、船員さんたちの生活スペースを紹介します。

 

 

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