新船『第三十八常磐丸』が竣工しました!その迫力に驚き!Vol.3

2019.12.13
最終回。船員さんの生活を支える居住区に迫ります!

第三十八常磐丸見学記、最終回です。 ※vol.1はこちらです。

一度の航海で約1か月半にも及ぶ天候の変化が激しい海上での生活。
だからこそ船員さんが気持ちよく過ごせるよう、
生活スペースも船ならではの様々な工夫が施されていました。

まずは、まるでフェリーのような船員さんの寝室。これは2段ベッドになっている2人部屋です。
木目調から温かみを感じます。

 

そして食堂。

窓もついていて明るい雰囲気、海を見ながらの食事、憧れます^^
案内してくれていた社長と専務が、今までより広くなったな~!と驚いていました。
船の設備だけでなく、船員さんが過ごしやすいように生活スペースも改善されているんですね。

ここがお店のように広いキッチン。
いったいどんな料理を作るのでしょうか。。。。気になります!

ロックがついた引き出し

床は油などによる転倒防止のため、滑り止めの加工がされていました。


ここが私的驚きポイントなのですが、上の写真のように引き出しにすべてロックがついているんです。
これは、船が揺れたときに引き出しが勝手に開かないため。
他にも、調味料を置く場所や、コンロ、お皿、マグカップの棚などあらゆる箇所にガードがついています。
細かいところまで、船ならではの工夫が施されていることにとても感動しました。
私たちの日常生活でも地震対策などで使える工夫がたくさんで勉強になります。

船上での生活はもっと狭く、不便と思っていましたが、今回の見学させてもらい、
私も体験してみたいと思うほどの環境でした。
もちろん実際に航海に出ると全く違うのかもしれません。
チームワークが大切と聞いたこの仕事、
日常と同じような環境に近づけることはとても大切なことと感じました。

以上、第三十八常磐丸の見学記でした。

 

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