2020年も残すところ数日となって参りました。
みなさまはどのような1年を過ごされましたか?
コロナ禍により様々な影響がでた1年だったことと思います。
今年の締めくくりに、または来年の幸運を祈って縁起の良いかつおを食べませんか?
『初鰹』が縁起物とされることを以前の記事で紹介がありました。
初物が良いとされてた江戸時代では、縁起物として初鰹が重宝されていました。
かつおの縁起物と呼ばれる所以はこれだけではありません。
かつお節はその切り口が、松の木の年輪に似ていることから、松の気高さを讃える意味で「松魚節」と呼ばれています。
写真は鰹節ではありませんが、年輪のように見えるのがわかるかと思います!
また「勝魚」「勝男節」とも呼ばれ昔から縁起が良いものとされ、祝儀・中元・歳暮の贈り物として使われていたようです。
『勝』の字からスポーツマンや受験生には良い運を運んでくれるのではないでしょうか!
スポーツマンに欠かせないBCAAアミノ酸や集中力を高めるフェニルアラニンも含まれています。
頭が良くなるといわれるDHAも含まれているので栄養的にもスポーツマンや受験生にもオススメです。
結納や結婚式では、『かつお節』は欠かせない存在とされてきました。
雄節と雌節を合わせると夫婦一対となり、その形が亀の甲に似ていることや、表面の黒皮、肌の笹の葉模様や先端の梅形の削りを松竹梅に見たて、特に縁起の良いものとされ、『結婚式の引出物』として良く使われています。
さらに静岡県の伊豆地方では『潮かつお』という加工品を正月に食べる風習があります。
名正月魚とも言われ、古来より縁起のよい食として正月神棚にお供えした保存食です。
このようにかつおは古くから縁起物として日本に定着していました。
年末年始にかつおをたべ、げんを担いで来年がいい1年になるよう祈りましょう。
ちなみに私はお雑煮にかつお節をたっぷりかけて食べるのが好きです。
くれぐれも食べ過ぎには注意したいですね。
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